巨大なロボで戦う戦略型RTS「Iron Harvest 1920+」2021年に発売

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「Iron Harvest」の日本語ローカライズが決定


 「Iron Harvest 1920+」は、1920年代を舞台に作られた戦略型RTSだ。
 戦略型RTSには、「Rise of Nation」や「Age of Empires II」など名作があるが、本作はボードゲームの大鎌戦役がモチーフであり、「巨大なロボを駆使して戦う」という他のゲームとは大きく異なる側面がある。
 ゲーム自体は既に英語版で発売されSteamなどで楽しめるが、今回DMM GAMESから日本語のローカライズ版が発売が発表された。
 今回の日本語化によって2021年には日本語版が発売されゲームを楽しめることになる。
 発売予定のプラットフォームは、PC / プレイステーション4 / Xbox Oneとなっている。

1920年代に巨大ロボが登場!?


 本来1920年代が舞台の戦争ゲームと言うのは、通常第一次世界大戦をモチーフとした歩兵や戦車が登場する。しかし、この「Iron Harvest 1920+」では戦車の代わりに巨大な二足歩行のロボットが活躍するというのが大きな魅力のポイントだ。
 ロボットには戦車のように、建物を破壊することを得意とする自走型や歩兵を倒すことを目的とした対歩兵メックが存在する。
 そして登場する各国にも特徴がある。ポラニアと言う国はロボットであるメックの重火器の射程が長く機動力があるが走行が弱く、ザクセンのメックは重装甲重火器を主体とし重く遅い、ロスヴィエトは特殊なメックが多いという特徴がある。このようにストーリーやスカーミッシュで選択する国には特徴があり、それぞれ国のロボット特色に合わせ、独自の戦術や戦略を組み立てる面白さがあるのが本作の魅力だ。

Steam版などでもローカライズ版が選択可能になるか?

 ストーリーはザクセン帝国、ロスヴィエト連邦、ポラニア共和国と言う3つの国からなる。ゲームモードとして、それぞれ国に合わせて物語が進むストーリーモードとひたすら敵を粉砕するスカーミッシュがある。
 その他、DLCコンテンツも配信予定という噂もある。ゲームはヨーロッパをモデルとした舞台だが、アジアの各国も後々選択することが出来るようになるという情報もある。
 ストーリーには主人公となる人物がいるが、今の所吹き替えになるという情報が無く恐らく英語のままであると思われる。
 なお、日本語版の購入はDMM GAMES以外からでも購入できるとのことなので、既に英語版を購入している人でも2021年に英語版から日本語が選択できるようになるという情報がある。

CPU相手でも本格的な戦略ゲームを楽しめる本作の魅力

 「Iron Harvest 1920+」ですが、私はバトルテックやフロントミッションにアーマードコアなど軍事色が強いロボットゲームが好きで、このゲームもその一つです。と言うのもロボット自体は実は人間ユニットでも倒すことが可能であるという点が個人的には思い入れがあり、必ずしもロボットは最強ユニットであるというわけではないのです。
 その上でこのゲームには資源と言う物があり、資源を確保してメックと言うロボを作ったり歩兵を作成する人口資源を確保するため戦略を必要とします。こうしたタイプのゲームは、カンパニー・オブ・ヒーローズと言うゲームが正にこのゲームと同じシステムを利用しており、戦略をうまく組み立てないと一気に不利になります。これは相手であるコンピューターも同じで一気に不利になるが故自分の戦略を試せるという面白さがあります。
 RTSではロボットのみに主力を置いたゲームが多く、例えばメックコマンダーシリーズはメックと言うロボが主力で、スプリームコマンダーと言うパソコンゲームも同様にメックと言うロボがメインです。「Iron Harvest 1920+」はロボが主力と言う訳ではなく歩兵との両立というゲームバランスも重要になっています。
 1920年代の世界観・巨大ロボだけでなく歩兵も重要であるというゲーム性二つが私にとって楽しみです。

英語版トレーラー


製品情報

2021年1月15日現在では、発売は2021年とされているが発売日は未定である。

タイトル : Iron Harvest 1920+
プラットフォーム : PC / プレイステーション4 / Xbox One
発売日 : 2021年内
価格 : 未定
発売元 : DMM GAMES

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